2005年05月20日
ピックアップエントリー第3回
今回はオークス特集です。これから予想をされる方も多いと思いますが、その前に読んでおきたい記事を、わたくしエアデール@トラセン造園課坂路係がいくつかご紹介します。
▼東京競馬場の先行有利の謎を斬る!
Brain Squall 「なぜ東京競馬場がつまらなくなったか」 より
前残り、内有利がみられるようになったのは、やはり馬場改修後であるように思える。昔は内に粘る先行馬を外の追い込み馬が颯爽と交わしていく姿見られたものだが、最近は内を突く差し馬のが目立つ。データで見ても東京芝のレースの先行馬の占める連対馬の割合は改修前と後では29.4%から36.5%に増えている。
馬場に関する記事を多く書かれているBrain Squallさんによる府中の前残りに関する考察。降雨後には排水溝の配置による乾きの時間差、晴天時にも馬場の傷みの少なさ、またその保全技術の発達、スパイラルカーブ(入口のR(半径)が緩やかで出口がきつい。スパイラルコーナーとも。)による前後の位置取りの有利不利などが影響して先行、そして内に利があるとのこと。先行馬の連対率が上がっているというデータ的な裏付けもあり、それがつまらないかどうかは別として、コースの特徴はしっかりと把握しておきたいところです。
お馬な日々 「オークス展望その1~どうしても気になる2頭~」 より
芝が荒れ始めて、例年でいけばCコースを使用する傾向。散々前残りのある馬場と言われてはいるが、それは例年からある事で、それ程危惧する事でもない。しかし、Cコース使用の場合の最内はグリーンベルトが出来る為、内差しが利く馬場になる。枠としては中枠有利だが、最内の逃げ・先行馬に有利な馬場になっているのは確かである。また、3~4角にかけて、全競馬場の中でもかなり角度のきついコーナーであるから、上がり勝負になりやすい。
お馬な日々さんの仰る通り、今開催の前4日は前開催までのAコースからCコース(内から6m)へ変更となります(JRAコース情報)。AからCということでグリーンベルトという表現には少し違和感を感じますが、内ラチ沿いの馬場状態が良くなるのは間違いありません。こちらもスパイラルカーブに言及されております。以上の点を踏まえて次の項へ。
▼先行有利なら前に行けばいいじゃないか?
アドレナリン 「陽動作戦か?シーザリオ逃げ宣言。」 より
昨年、桜花賞で差し不発に終わったダイワエルシエーロをオークスで勝たせた時も2コーナーからは実質逃げており、あながちフロックとは思えない。加えて先週、先々週と前残りの馬場。ラインクラフトでは、その前残りの馬場を活かして後続を完封しており、現在の府中の馬場を考えれば逃げというのも、選択肢の一つとして考えられることではある。
1番人気が予想されるシーザリオに騎乗する福永騎手が記者会見で「逃げ」を示唆したことを受けての考察。同記事にはそのコメントに対する藤田騎手、武豊騎手の反応も捕捉されており、両騎手は「祐一が吹いているだけ」というニュアンス。内心どう思っているかは分かりませんが、福永騎手や先週京王杯SCで差し馬アサクサデンエンで先行して圧勝劇を演じた後藤騎手が、これまでの固定観念にとらわれずにペースや馬場状態次第で競馬をしようしているのは確か。今回のオークスでもスローになるようならシーザリオ@福永、ライラプス@後藤の先行態勢なんてのも十分に考えられます。
それだけに以前にも増して騎手の心理を読むことが私達ファンの側にも求められているわけですが、そこで「俺はエスパーじゃねーよ!」とか仰らずに深層心理まで見透かす勢いで読んでみると、ある種のバイアスが掛かった条件でも面白さを見出せるのではないでしょうか。少なくとも私は先週の京王杯SCで馬券を外したことよりも、後藤騎手の心理を読めなかったことの方が悔しかったですし、オークスはその点を妄想したいなと思っています。
それではその他のオススメ記事をご紹介。
【データから見るオークス】
「オークスを予想する(2)」 うまうまライフ
「オークスを予想する(3)」 うまうまライフ
「オークスを予想する(4)」 うまうまライフ
「オークスを予想する(5)」 うまうまライフ
「オークスを予想する(6)」 うまうまライフ
「優駿牝馬過去10年からちょっと・・・」 競馬ニュース的ブログ
【血統から見るオークス】
「過去20年のオークス勝ち馬の血統」 【血統フェスティバル】blog
「「桜花賞に出走しなかった馬たち」の中からオークス馬が出るとしたら」 【血統フェスティバル】blog
「桜花賞馬のいないオークス」 TADAのDATA
【調教から見るオークス】
「シーザリオの調教を考える 【オークス枠順決定】」 今週の気になる馬
(敬称略)
「坂路係控え室(編集後記)」
オークス馬は別名「樫の女王」とも呼ばれますが、競馬を見始めた中学生の頃、私は「樫」を「くす」だと思っていました。そう、オークス(大楠)だけにくす。漢字博士なんてのはクラスに1人いれば十分さ。月刊優駿を買うのがエロ本を買うより恥ずかしかった頃の思い出であります。ちなみに私のハンドルネームはフサイチエアデールから拝借したもので、現役時代は彼女にゾッコン(死語)その名残で今でも松田国英厩舎やその弟子の角居勝彦厩舎所属馬の馬体が好み。今年はフサイチエアデールの初仔ライラプスはもちろんのこと、シーザリオ、ディアデラノビア、レースパイロットと好メンバーが両厩舎から出走していますので、馬券を抜きにしても非常に楽しみなオークスとなりそうです。
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【オークス回顧】競馬の面白さとトラックバイアス
【オークス(GI)】(東京)??シーザリオ戴冠 東京11Rの第66回オークス(G...
